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感想文/遊んだもの『PAC-IN-TIME』感想 | 05.05.25 (水)

『PAC-IN-TIME』感想

『PAC-IN-TIME』
メーカー:ナムコ
プラットホーム : スーパーファミコン
発売 : 1995
ジャンル : アクションパズル

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とりあえず、クリアしたので。 先日、世界一成功したビデオゲームとしてギネスに認定された
http://www.namco.co.jp/pr/release/51/51-011.pdf
パックマンシリーズの黒歴史なマイナーな小品。 クリア後のスタッフロールで気が付いたけど、実は洋ゲーを日本語化したものだった。 当時のファミ通で6~7点が付いていたが、だいたい合ってると思う。 個人的評価も6点。洋ゲーらしくとっつきが悪いので、当時5点以下の評価を下した人も多かったのではと思う。

ゲームの概要

パックマンが、4つの能力( ワイヤーアクション、ショット、泳ぐ、ハンマー )を駆使してフィールド内のエサを全部集め、 出口に到達すればクリアとなる面クリア型アクションパズル。

アクションよりはパズル性が高い。 パックマンはゴムボールのようにふるまい、 少しの坂でも転がってしまう | 一度弾むと、より高くジャンプできる(=一度弾まないと、低いジャンプしかできない)、 などといった独特の操作感のために、遊んでいてストレスは溜まる。

パズルの難易度はけっこう手ごわいので、解けたときの達成感は高い。 理不尽な謎は多いが、 時間制限は無いし理不尽な謎のある場所に限って敵やトラップが少なく、 謎解きに専念できるよう配慮はされている。 謎の難易度はゼルダレベルだと思った。 ようするに、がんばれば自力で解けるレベルだったかと。

ストーリー

中古・説明書なしだったので詳細がわかりませんが、とりあえずオープニングデモから。

みなさんよくご存知の、我らがヒーロー、パックマン。 そんな彼も、今ではパックランドで家族と平和な日々を送っています。

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……うわ、前作『ハロー!パックマン』から続いていたのか。 つながりのない、パックマンが主人公であること以外に共通点の無い別モノだとばかり思っていたので意表を付かれた。

一方、パックランドの征服に失敗したアビラスネッター。

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誰?とか言わんでください。一応、ゴースト達を統率する魔女らしいです。 『ハロー!パックマン』でもラスボスとして登場しました。 『パックランド』や『パックマニア』には登場してないと思います(たぶん)


くやしくてたまらない彼女は、次の悪だくみを考えました。 彼女は、パックマンに恐ろしい呪文をかけたのです。 その呪文はパックマンを見知らぬ世界へ飛ばすものでした。 呪いによってパックマンは手も足も鼻までも短くされてしまいました。

アビラスネッター、やりたい放題ですな。 そこまで好きにできるんなら、いっそ殺してしまえばよかろうに。 つーか、このゲームはパックマンがゴムボールみたいな動きをするのが肝だから、 それが「手も足も鼻も……」につながったのだろうけど、やはり無理ありすぎだろう。 「ゲームの理不尽な点を無理やり解釈するスレ」じゃないんだから。

pacintime_00.jpg
つーか、短くなってないし>タイトル画面

こうしてアビラスネッターはパックマンをパックランドから消してしまったのです。 見知らぬ世界はアビラスネッターの仕掛けた罠でいっぱいです。 そうとも知らずにパックマンはこの世界の冒険に旅立ちました。 はたしてパックマンは無事に元の世界へ帰れるでしょうか。

罠も仕掛けるけど、元の世界に戻る手段も残しておくアビラスネッター。優しいんだね。

と、ここまでがオープニングデモのあらすじ。 この先、パックマンは山→森→寺院→町→城と5つのワールドを進んでいくという展開。 もし、ところどころにNPCが居てちょっとした会話があったり、 ワールドの最後にボス戦があったら、この前フリも少しは生きたかもしれない。 が、そんな甘ったれた要素は何も無く、 淡々とアクションパズルな面が50面用意されているだけだった。

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寺院の画面写真を撮り忘れた。

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黙々と全50面をクリアしたら、 ようやくボスらしき怪物が出現。おお、最後の最後で。 4つの能力を駆使して戦うのだ!

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倒しました。

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ボスらしき怪物を倒すと、パックランドへつながるゲートが出現。少し嫌な予感。

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あきれるほどにそっけないエンディング。つーか、予感的中。 アビラスネッター、出てこないのかよ!

アビラスネッターが本編で登場しないし、 『パック イン タイム』というタイムトラベルを連想させるタイトルのわりに、 そこに関する説明が無かったりするあたり、 オープニングは日本版に移植するにあたって勝手に作ったストーリーっぽい気がした。
「これじゃ洋ゲーすぎて、日本の子供にはウケないから~」
みたいな。 憶測でものを語るのはどうかとも思いますが。

総評

ワイヤーアクションなゲームのわりに操作してて楽しくなかったり、 1995発売なのにセーブではなくパスワードだったりと、 問題点が多いのは事実。 でも、即死トラップは注意していれば避けられるものばかりだし、 難しい謎のある面はアクションが簡単で、 アクションの難しい面では謎らしい謎は無いなど、 無愛想に見えて実はキメ細やかな面デザインが為されてる、と思う。 アクションパズルなゲームが好きなら、それなりに楽しめるんじゃないでしょーか。

もし、レボリューション(仮称)で300円以下で配信されたら、 遊ぶ価値アリではないかと。 ナムコがレボリューション(仮称)でのソフト配信に参入するかどうかわかりませんが。

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