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お知らせ/自著物解説『呑まず次郎長』 | 08.07.28 (月)

『呑まず次郎長』について

コミック乱 2008 年九月号(2008-07-28 発売号)に掲載されました。

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次郎長の伝記によるとですね、 次郎長が若いころ、酔って夜道を歩いていたら暴漢に半殺しにされたと。 犯人は結局、わからなかったと。 それを機会に酒を呑むのをやめたと。

次郎長は、ヤクザ者の自分が維新を経て生き延びたのは、 もちろん山岡鉄舟に目をかけてもらえたからであり、 あとは酒と女に淡白であったから…と言っていたそうで。

そのあたりをヒントに、襲ったのはだれだったのか?という創作したのが今回の読みきりです。

ちょっとラストのオチにこだわりすぎた、とは思う。

担当氏が渋い顔していたけど、強引にねじこませてもらった。すみません。

でも、だって、このオチに収束するだけのワンアイデア・ストーリーだもんなあ。

清水次郎長と三遊亭圓朝はともに山岡鉄舟の最期を看取った二人だけど、 この二人に付き合いがあったのかどうかは調べたかぎりじゃわからなかった。

次郎長の最期はマンガに描いたようなにぎやかなものではなく、 三代目お蝶と子分一人くらいに看病されつつ、ひっそりと亡くなったらしい。

とくに三代目お蝶は、夫婦になってすぐ次郎長が逮捕されたので夫婦水入らずの時間が少なかったらしい。それもあって次郎長が死ぬまでつきっきりで看病したんだと。

ええ話や。

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