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概要
コミック乱 2008 年 9 月号に掲載されたよみきりマンガです。
あらすじ:東海の大親分、清水の次郎長が危篤と聞いて、縁のある人々が見舞いに来た。余命いくばくもない次郎長は唯一の心残りである、自分が酒を断った理由を語り始める……
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なお、本作品を含む、コミック乱で発表した人物マンガをまとめたアルバム『レキメン: 日本の歴史のどえらい面々』(定価 486 円)が存在します。
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『レキメン: 日本の歴史のどえらい面々』(コミック乱 2006年~2010年)(PDF)|桝田道也|pixivFANBOX https://mitimasu.fanbox.cc/posts/102606
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備考
以下、当時の掲載報告のエントリから引用。
次郎長の伝記によるとですね、 次郎長が若いころ、酔って夜道を歩いていたら暴漢に半殺しにされたと。 犯人は結局、わからなかったと。 それを機会に酒を呑むのをやめたと。
次郎長は、ヤクザ者の自分が維新を経て生き延びたのは、 もちろん山岡鉄舟に目をかけてもらえたからであり、 あとは酒と女に淡白であったから…と言っていたそうで。
そのあたりをヒントに、襲ったのはだれだったのか?という創作したのが今回の読みきりです。
ちょっとラストのオチにこだわりすぎた、とは思う。
担当氏が渋い顔していたけど、強引にねじこませてもらった。すみません。
でも、だって、このオチに収束するだけのワンアイデア・ストーリーだもんなあ。
清水次郎長と三遊亭圓朝はともに山岡鉄舟の最期を看取った二人だけど、 この二人に付き合いがあったのかどうかは調べたかぎりじゃわからなかった。
次郎長の最期はマンガに描いたようなにぎやかなものではなく、 三代目お蝶と子分一人くらいに看病されつつ、ひっそりと亡くなったらしい。
とくに三代目お蝶は、夫婦になってすぐ次郎長が逮捕されたので夫婦水入らずの時間が少なかったらしい。それもあって次郎長が死ぬまでつきっきりで看病したんだと。
ええ話や。
たしか、この年が次郎長の生誕だか没後だかの節目の年だったんですよね。次郎長ブームくるかもなあと思いつつ描いたけど、別にブームは来なかったし、乗っかることもできなかった。
あと、珍しくスクリーントーンをほとんど使用してない。使ってるのはラストのコマだけ。これも、オチに収束するだけの物語なので、オチを対比で印象的に見せたかったからですね。
オチに収束する~ていうのは、読んでもらえばわかる通り、この作品は元作品ありきの本歌取り作品なので、同じオチにしなきゃオマージュにならないため。担当氏がいやがったのは、それをわかった上で、元作品を知らない読者には楽しめないオチはいかがなものか、ということではないかと思う。
いま読み返すとデッサンが崩れまくってるのにびびる。この時期の前後の作品を見ても突出して崩れてる。 トーンを使わないと決めたため時間が足りなくなったのか、単にスランプだったのか。
雑誌掲載時のタイトルは『呑まず次郎長』でした。今回、『飲まず次郎長』に変えたのは単に忘れていたからです。修正も面倒だし、わりとどっちでもよかったんで『飲まず次郎長』のまま直さないことにしました。
電子書籍化に際して表紙が必要だったんで、たぶん浅倉家二巻の表紙以来ぶりにアクリル絵の具で厚塗り絵を描いたんですが、やっぱ久々すぎて脳内イメージの通りには描けなかったですな。